9/12 このりとしらら巡り 3日目(雨の那智山~帰路)
2018年9月12日(水)
このりとしらら巡りと銘打った2泊3日の鉄旅、
最終日は雨の中でしたが、世界遺産登録の
熊野那智大社と那智の滝を見学に行きました。
以前こちらを訪れたのは2002年8月のことで
実に16年ぶりとなりました。
紀伊勝浦駅から那智山まで走る路線バスで
使える往復割引券(1,000円)をバスセンターで
購入し、こちらのバスで那智山に向かいます。
(ちなみに片道620円。往復で240円お得。)
1.熊野交通バス 紀伊勝浦駅8:25→那智山8:50
バスはJR那智駅を経由してから、那智の滝の
水が流れる那智川に沿って坂を登ります。
途中、以前道路が崩落した場所があったのか、
一方通行で車が走る場所もありました。
終点の那智山バス停で下車。売店もありますが
まずは熊野那智大社に向けて階段を昇ります。
参道の階段の途中にある1つ目の鳥居です。
世界遺産登録の記念碑も横にありました。
熊野那智大社の始まりとされる社殿が
建てられたのが西暦317年ということなので、
何と1700年の歴史がある由緒ある神社です。
実はこの創建1700年の記念事業というのと、
昨今の台風被害にも備えた強い建物にすると
いう名目で施設整備事業が行われており、
熊野那智大社の本殿も改修中でした。
雨の中やって来たのにこの姿とは残念ですが、
後生に残る建物になってもらうためには仕方が
ないですね。
本殿の横を抜けて行った場所にあるのが、
西国三十三所の第一番札所・青岸渡寺ですが、
こちらも同様に改修中となっていました。
外側は改修中ですが、中に入ってお参りは
可能だったので、少し休憩していきました。
ここまで来たからには滝も見て行きたいと
いうことで、山を下っていきます。
青岸渡寺の三重塔と那智の滝のツーショットは
ガイドブックなどでよく見る絵の1つですね。
このあとも裏参道の急な階段を下りていき
バス通りに出ると、カーブの先に那智の滝への
入口があります。平日で雨の中というのに
それなりの観光客がいました。
この道を先にまっすぐ行った場所に滝が見える
場所があります。以前の訪問時はここまでしか
行かなかったのですが、今回はもっと近くで
見るために、300円を払って観瀑台に入ります。
そして観瀑台に上がりましたが、
雨の勢いと滝の水が少々かかるのとで
先の方へは近づけませんでした。
それでも、133mの落差を誇る那智の滝を
こんな間近で見られて、圧巻の一言です。
本来「那智の滝」というのは48個の滝の総称で
この滝はその中の「一の滝」と言うそうです。
岩盤の切れ目により3つの筋に分かれている
ことから「三筋の滝」とも呼ばれています。
1回は写真を何枚か撮るために観漠台を
一周しましたが、もう1回はカメラを閉まって
この目に焼き付けるためにじっくり見ました。
こうして那智の滝を後にして、バス停近くの
土産物屋でこの度のお土産を買ってから、
バスで紀伊勝浦駅に戻りました。
2.熊野交通バス 那智山11:05→紀伊勝浦駅11:30
駅に戻ったところで少し早めの昼食後、
帰りの列車に乗車します。
帰路はJR東海のキハ85系気動車特急、
ワイドビュー南紀で一気に名古屋へ出ます。
3.南紀6号 紀伊勝浦12:24→名古屋16:10
4.ひかり526号 名古屋16:26→新横浜17:51
南紀地方を出るまでは、結局天候が回復せず
伊勢湾の車窓はずっと雨模様でした。
こうして2泊3日の鉄旅を終え、無事に帰宅。
初日と最終日は雨に見舞われて散々な感じも
ありましたが、素晴らしい風景が多い印象的な
旅行になりました。城崎温泉と白浜は、いつか
「全国鉄道むすめ巡り」での再訪があるのかな。
そういえば以前の紀伊勝浦に訪問時も、
最終日は大雨でこの時は観光を諦めた気が…
★2002年8月訪問時の模様はこちら。
→2002年近畿の駅百選ラリー その6(和歌山篇)
以上で「このりとしらら巡り」は終了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
このりとしらら巡りと銘打った2泊3日の鉄旅、
最終日は雨の中でしたが、世界遺産登録の
熊野那智大社と那智の滝を見学に行きました。
以前こちらを訪れたのは2002年8月のことで
実に16年ぶりとなりました。
紀伊勝浦駅から那智山まで走る路線バスで
使える往復割引券(1,000円)をバスセンターで
購入し、こちらのバスで那智山に向かいます。
(ちなみに片道620円。往復で240円お得。)
1.熊野交通バス 紀伊勝浦駅8:25→那智山8:50
バスはJR那智駅を経由してから、那智の滝の
水が流れる那智川に沿って坂を登ります。
途中、以前道路が崩落した場所があったのか、
一方通行で車が走る場所もありました。
終点の那智山バス停で下車。売店もありますが
まずは熊野那智大社に向けて階段を昇ります。
参道の階段の途中にある1つ目の鳥居です。
世界遺産登録の記念碑も横にありました。
熊野那智大社の始まりとされる社殿が
建てられたのが西暦317年ということなので、
何と1700年の歴史がある由緒ある神社です。
実はこの創建1700年の記念事業というのと、
昨今の台風被害にも備えた強い建物にすると
いう名目で施設整備事業が行われており、
熊野那智大社の本殿も改修中でした。
雨の中やって来たのにこの姿とは残念ですが、
後生に残る建物になってもらうためには仕方が
ないですね。
本殿の横を抜けて行った場所にあるのが、
西国三十三所の第一番札所・青岸渡寺ですが、
こちらも同様に改修中となっていました。
外側は改修中ですが、中に入ってお参りは
可能だったので、少し休憩していきました。
ここまで来たからには滝も見て行きたいと
いうことで、山を下っていきます。
青岸渡寺の三重塔と那智の滝のツーショットは
ガイドブックなどでよく見る絵の1つですね。
このあとも裏参道の急な階段を下りていき
バス通りに出ると、カーブの先に那智の滝への
入口があります。平日で雨の中というのに
それなりの観光客がいました。
この道を先にまっすぐ行った場所に滝が見える
場所があります。以前の訪問時はここまでしか
行かなかったのですが、今回はもっと近くで
見るために、300円を払って観瀑台に入ります。
そして観瀑台に上がりましたが、
雨の勢いと滝の水が少々かかるのとで
先の方へは近づけませんでした。
それでも、133mの落差を誇る那智の滝を
こんな間近で見られて、圧巻の一言です。
本来「那智の滝」というのは48個の滝の総称で
この滝はその中の「一の滝」と言うそうです。
岩盤の切れ目により3つの筋に分かれている
ことから「三筋の滝」とも呼ばれています。
1回は写真を何枚か撮るために観漠台を
一周しましたが、もう1回はカメラを閉まって
この目に焼き付けるためにじっくり見ました。
こうして那智の滝を後にして、バス停近くの
土産物屋でこの度のお土産を買ってから、
バスで紀伊勝浦駅に戻りました。
2.熊野交通バス 那智山11:05→紀伊勝浦駅11:30
駅に戻ったところで少し早めの昼食後、
帰りの列車に乗車します。
帰路はJR東海のキハ85系気動車特急、
ワイドビュー南紀で一気に名古屋へ出ます。
3.南紀6号 紀伊勝浦12:24→名古屋16:10
4.ひかり526号 名古屋16:26→新横浜17:51
南紀地方を出るまでは、結局天候が回復せず
伊勢湾の車窓はずっと雨模様でした。
こうして2泊3日の鉄旅を終え、無事に帰宅。
初日と最終日は雨に見舞われて散々な感じも
ありましたが、素晴らしい風景が多い印象的な
旅行になりました。城崎温泉と白浜は、いつか
「全国鉄道むすめ巡り」での再訪があるのかな。
そういえば以前の紀伊勝浦に訪問時も、
最終日は大雨でこの時は観光を諦めた気が…
★2002年8月訪問時の模様はこちら。
→2002年近畿の駅百選ラリー その6(和歌山篇)
以上で「このりとしらら巡り」は終了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。