fc2ブログ

阪神電車で謎解き 西宮・武庫川巡り

今回は2020年8月~2021年4月にかけて
行われた阪神電車の謎解きラリーに参加した
模様を紹介いたします。

挑戦した謎解きはこちらです。
(※イベントは既に終了しています。)
阪神電車謎解きゲーム 甲子園球場と幻のダイヤ

2020年は何度か関西に来る用事がありましたが
都合上、2回に分けての参加になりました。
なお、今回も謎解きの内容にはあまり触れずに
立ち寄った駅と場所を中心に紹介していきます。

======================================
2020年8月29日(土)

この日は新横浜10:18発のぞみ219号に乗車。
新大阪には12:30の到着でした。1泊2日で
翌日に用事があったので、ゆっくりの大阪入り。

その足で阪神電車の大阪梅田駅に向かい、
謎解きキットを購入しました。
まずその大阪梅田駅周辺で謎解きを実施、
次の場所へ阪神電車に乗って向かいます。
20210927_01_阪神5700系@大阪梅田

ちなみに謎解きキットは2,000円で、
謎解きの中でも使用するオリジナルデザインの
一日乗車券付きでした。

1.阪神本線 大阪梅田13:50→西宮14:05

こうして最初に訪れたのは西宮駅です。
大阪梅田と神戸三宮のちょうど中間地点に
位置し、急行電車の多くはここで折り返します。
20210829_02_阪神西宮駅

謎解きは西宮駅周辺を散策しながら進み、
最終的には西宮神社までやって来ました。

福の神えびす様を祀る神社の総本社で、
毎年正月十日の朝に、開門から本殿まで
たくさんの男たちが走る「福男選び」が
行われることでも知られています。
20210829_01_西宮神社

ここで準備されていた謎解きが思いのほか
難解で、結構な時間を費やしてしまいました。
何とかここを突破し、西宮駅へ戻って遅い昼食。
謎解きキットに同封されている特典クーポンで
西宮駅ビル内のレストランでいただきました。

その後、電車に乗って武庫川駅に着くまでに
解けと指示された謎に挑戦しながら武庫川へ
向かいました。

2.阪神本線 西宮16:40→武庫川16:48

武庫川駅で阪神武庫川線に乗り換えます。
2020年6月に武庫川線用に5500系電車を導入、
阪神タイガースや甲子園球場をイメージした
4種類のデザインが施されています。
そのうちの1つ「甲子園号」に乗車しました。
20210829_03_阪神武庫川線@武庫川

3.阪神武庫川線 武庫川17:00→武庫川団地前17:05

全長1.7kmで全4駅、わずか5分で
終点の武庫川団地前駅に到着しました。
以前の訪問が2012年なので、8年ぶりです。
20210829_04_武庫川団地前駅

改札を出てすぐの場所に次の指示があり、
この後は駅前に広がる巨大な武庫川団地の
中を探索することになりました。

17時を過ぎていましたが、夏の暑い日でした。
管理事務所で特典クーポン引き換えの冷たい
お茶がいただけたのがありがたかったです。

団地の中央に位置するペデストリアンデッキ
からの景色です。
このペデストリアンデッキの下にある広場に
2021年7月、阪神電車の「赤胴車」が保存され、
コミュニティスペースとして活用されています。
20210829_05_武庫川団地

一通り謎解きのポイントを巡って、
武庫川団地前駅に戻ってきました。
阪神電車で次に進むべき駅へ向かいます。

4.阪神武庫川線 武庫川団地前18:29→武庫川18:34
5.阪神本線 武庫川18:42→鳴尾・武庫川女子大前18:43

しかし、この日は20時までに新大阪のホテルに
戻らないといけなかったため、駅の下見だけして
謎解き1日目は打ち止めとなりました。

6.阪神本線 鳴尾・武庫川女子大前19:00→尼崎19:07
7.阪神本線 尼崎19:10→大阪梅田19:18

そして翌日は南海電車で和歌山に向かいました。
8/30 和歌山電鐵 残り2回きっぷで三社巡り

======================================
2020年9月27日(日)

この日は新横浜7:10発のぞみ7号に乗車し、
新大阪には9:21の到着。日帰りの大阪です。
午後から大阪市内で用事があるため、午前中に
謎解きの残りを片付けることにしました。

キット付属の1日乗車券はもう使えませんが、
もう目的地との往復だけだと踏んで、
フリーパスは使わず阪神電車に乗車します。

1.阪神本線 大阪梅田9:40→武庫川9:56
2.阪神本線 武庫川10:02→鳴尾・武庫川女子大前10:03

鳴尾・武庫川女子大前駅から謎解き再開です。
以前は「鳴尾駅」でしたが、阪神が沿線の
武庫川女子大学と包括連携協定を締結し、
2019年10月1日に駅名が変更されました。
高架駅の設計にも大学が関わったとの事です。
20210927_02_鳴尾・武庫川女子大前駅

駅舎内に謎解きの手がかりがあり、そこから
冊子の地図や手がかりを頼りにしながら、
近くの大型ショッピングモールまで歩きます。

裏側からそのショッピングモールの中に入り、
ここでもいくつかの手がかりを探しながら、
謎解きを進めていきました。

そしてショッピングモールの表側に出ました。
その場所とは「ららぽーと甲子園」でした。
20210927_03_ららぽーと甲子園

ららぽーとの中では船橋に続く2番目に開業の
店舗だそうで、しばらくは関西圏唯一でしたが
今では大阪の和泉市や吹田市にもできました。

ここでも謎解きキット同封の特典クーポンが
使えるお店がありましたが、時間が限られて
いるためパスして進みました。

さて、謎解きも大詰めです。
ららぽーとのちょうど向かい側に位置する
超有名スポットの目の前までやって来ました。
「阪神甲子園球場」です。
20210927_04_甲子園球場

特典クーポンで「甲子園歴史館」の入館割引が
ありましたが、時間の関係で寄れません。
阪神ファンではないけど、行ってみたかった。

さらに謎解きを進めていくと、やがて甲子園駅に
辿り着きました。駅周辺でゆっくりできる場所を
見つけて、そこで最後の謎解きに集中。
何とか午前中に全ての謎解きを完了させました。

この時点で時刻は12時前。駅前のラーメン屋で
昼食をいただいてから阪神電車に乗車。
山陽電鉄からの直通特急を撮影してましたが、
実際に乗ったのはその後の急行のはずです。
20210927_05_山陽5000系@甲子園

3.阪神本線 甲子園12:32→野田12:44

あとは地下鉄に乗り換えて大阪市内で
午後の用事をこなすのでした。

こうして2日間を掛けましたが、阪神電車での
リアル謎解きゲームを楽しむことができました。
西宮神社、武庫川団地、ららぽーと甲子園、
甲子園球場といったたくさんの沿線スポットも
周ることができて満足でした。

次回は関東圏の民鉄で実施された
謎解きラリーの模様をお送りする予定です。

千葉の謎解きめぐり その1(総武・京葉線沿線~木更津)

2020年9月13日(日)

前年に引き続き、JR東日本千葉支社で
謎解きラリーが行われることになりました。
しかも今回は同時に2つ。

1つ目は「ちばたん~ちば元気探検隊~」
内房線を千葉から館山に向かって4つの駅の
周辺で情報を探すラリーです。

2つ目は「放課後の教室と消えた彼女」
前年の「時をかける列車」と同様の章形式で
第1章は都内通勤圏内の総武・京葉線沿線、
第2章は外房線沿線を巡る謎解きです。

この日は「放課後の~」の第1章と、
「ちばたん」の千葉駅・木更津駅の謎解きを
するため、休日おでかけパスで旅立ちました。

1.JR横須賀線・総武快速線 横浜8:44→稲毛9:54

稲毛駅で総武線各駅停車に乗り換え、
1つ目のチェックポイントに向かいます。
20200913_01_JR総武線E231系@稲毛

2.JR総武線各駅停車 稲毛9:57→西千葉10:00

終点千葉の1つ手前、西千葉駅で下車します。
「放課後の~」の第1章で5か所のヒントを
集めるのですが、その1つ目です。

千葉大学西千葉キャンパスの最寄り駅ですが、
かつてその場所に東京大学生産技術研究所があり
そこから宇宙航空研究所ができたということで
西千葉駅北口には「ロケット開発発祥の地」の
記念碑が建てられています。
20200913_02_西千葉駅 ロケット研究発祥の地碑

この周辺で謎解きの手がかりを見つけました。
続いて総武線で戻って幕張本郷駅、船橋駅で
2つ目、3つ目の手がかりを見つけます。

3.JR総武線各駅停車 西千葉10:14→幕張本郷10:24
4.JR総武線各駅停車 幕張本郷10:44→船橋10:52

次は京葉線の二俣新町駅に向かいます。
船橋から電車だと最低2回乗り換えが必要ですが
バスを使うと二俣新町駅の近くまで行けます。

5.京成バスシステム 京成船橋駅11:00→二俣新道11:13

下車したバス停から5分ほど歩いて駅に到着。
電車で行くより楽で早く着きました。
なかなか来る機会のない二俣新町駅の駅舎です。
20200913_03_二俣新町駅 駅舎

駅前で4つ目の謎解きの手がかりを見つけ、
今度は京葉線に乗車します。

ホームからは武蔵野線の線路が見えますが、
乗り換えるには隣りの市川塩浜か南船橋まで
行く必要があります。そんな二俣新町駅から
京葉線で次は稲毛海岸駅に向かいます。
20200913_04_JR京葉線E233系@二俣新町

6.JR京葉線 二俣新町11:28→海浜幕張11:39
7.JR京葉線 海浜幕張11:48→稲毛海岸11:52

稲毛海岸駅で5つ目の謎解きの手がかりを入手し
「放課後の~」第1章で最後に導かれたのは
隣りの千葉みなと駅でした。

8.JR京葉線 稲毛海岸12:07→千葉みなと12:11

千葉みなと駅から海側にまっすぐ歩いて、
目的地の「千葉中央港旅客船桟橋」
(通称:千葉みなと桟橋)に到着しました。

その入り口には貝と船のいかりを模した
オブジェがあり、今回の謎解きでも
宝箱へ向かうための目印になっていました。
20200913_05_千葉みなと桟橋 モニュメント

ここから謎解き冊子の指示に従い、
掲示板の裏側にあった宝箱を見つけ、
1つ目の謎解きは終了です。

もう1つの「ちばたん」を始めるため、
千葉みなと駅に戻ります。
千葉駅へ出るのにJRのきっぷでは乗れない
千葉都市モノレールに乗車します。

9.千葉都市モノレール 千葉みなと12:50→千葉12:55

JR千葉駅中央改札外にあるNewDaysにて
「ちばたん」の謎解きキットを購入。
こちらは4章立てになっていて、この日は
1章の千葉駅エリア、2章の木更津駅エリアの
謎解きまで実施することにしました。

まずは千葉駅から。NewDaysを出た場所から
スタートして、冊子のイラストを見ながら進み
なんなく宝箱(キーワード)を発見。
今度は2章の木更津駅エリアに向かうため、
内房線に乗車しました。
20200913_09_JR内房線209系@木更津
(木更津駅で撮影)

10.JR内房線 千葉13:40→木更津14:23

電車の中で2章の冊子の謎解きを行い、
駅に着いた先の手がかりを探し出すと
「狸を追え」とのこと。

木更津駅の近くには童謡「証城寺の狸囃子」で
知られる證誠寺があり、狸のモニュメントが
駅前に設置されています。
20200913_08_木更津駅 駅舎とたぬき

ここから始まって、進む先々の地面や壁に
描かれた狸を追っていきます。
やがて「みまち通り」と書かれた門を
くぐります。ここにも両側に狸がいます。
20200913_06_木更津 みまち通り

この通りを先に進んだ神社の中に
2章の宝箱(キーワード)がありました。
證誠寺かなと思ってたら違いましたね。

そのチェックポイントとなったのが、
八剱八幡神社(やつるぎはちまんじんじゃ)
です。創建は鎌倉時代と言われており、
源頼朝も社殿を寄進したといいます。
20200913_07_木更津 八剱八幡神社

この後謎解きは3章(浜金谷)、4章(館山)
と続くのですが、「休日おでかけパス」では
そこまで行くことはできないため、
この日はここまでとなりました。

木更津駅に戻り、総武線・横須賀線への
直通快速電車に乗って横浜へ帰りました。
20200913_10_JR総武快速線E217系@木更津

11.JR内房・総武・横須賀線 木更津14:59→横浜16:56

これで千葉謎解き第1段階の鉄旅が終了です。
2つの謎解きを掛け持ちしましたが、
総武線・京葉線沿線から木更津まで
テンポよく進めることができました。

次回以降に謎解きの続きの模様をご紹介します。
今回もご覧いただきありがとうございました。

Go To ハコネ 3日目後篇(元箱根~箱根の乗り物~帰路)

2020年9月11日(金)

前回の続きです。
箱根町港から箱根関所を見学しつつ、
元箱根港まで歩いて戻ってきました。

ここからは往路と同様「箱根フリーパス」で
乗車できる箱根の乗り物を乗り継いで、
箱根湯本駅まで戻っていくことにしました。

まずは箱根海賊船で桃源台港へ向かいます。
最後なので奮発して特別船室に乗車しました。
箱根フリーパスがあれば100円引きです。

こちらの「クイーン芦ノ湖」に乗船します。
3日間で3隻の海賊船を制覇しました。
20200911_12_海賊船クイーン芦ノ湖@元箱根港

3.箱根海賊船 元箱根港13:00→桃源台港13:25

昼食がまだだったので、昨日気になった
桃源台ビューレストランに入って昼食です。
おすすめのふわとろオムライスをいただきます。

芦ノ湖を目の前に眺められる席に座り、
この旅最後のランチタイムを過ごしました。
20200911_13_桃源台レストランからの眺め

昼食のあとは箱根ロープウェイに乗車し、
大涌谷を目指しました。

ロープウェイの中から、眼下に眺められる
芦ノ湖が名残惜しく感じます。
20200911_14_箱根ロープウェイ車窓 芦ノ湖

4.箱根ロープウェイ 桃源台14:05→大涌谷14:21

1日目に続き、大涌谷に再訪しました。
箱根を観光地たらしめる火山のことが学べる
「箱根ジオミュージアム」に立ち寄り、
展示内容を時間をかけて観賞してきました。

あらためて、展望台からも大涌谷を眺めます。
白い噴気が勢いよく立ち昇っています。
20200911_15_大涌谷 展望台より

大涌谷で少々時間を過ごしたあと、
さらにロープウェイで早雲山へ進みます。

ロープウェイで大涌谷の真上を通ります。
火口を真下に眺めるというのは迫力があります。
20200911_16_箱根ロープウェイ車窓 大涌谷

大涌谷を過ぎると、強羅の温泉街が眼下に
見えてきました。この辺りの旅館やホテルは
富士山の眺めも良いでしょうから、今度旅行
する時は訪れてみたいと思います。
20200911_17_箱根ロープウェイ車窓 強羅温泉

5.箱根ロープウェイ 大涌谷15:30→早雲山15:38

早雲山ではまた「cu-mo箱根」で周辺の
景色を眺めてから、ケーブルカーに乗ります。
足湯は相変わらず先約がいたのでパスです。

この日は3日間の旅行の中で一番の人出を
感じました。金曜日から3日間で箱根を旅行
しようと思う人は多いのでしょうね。

往路では青い車体の車両に乗りましたが、
復路では赤い車体のケーブルカーです。
やはり箱根の乗り物は赤の方が似合います。
20200911_18_箱根ケーブルカー@早雲山

6.箱根登山ケーブルカー 早雲山15:54→強羅16:04

強羅ではゆっくりせず、ホームで出発待ちの
登山電車に乗り込みました。古参のモハ1形、
モハ2形の連結3両編成でした。

ちなみにモハ1形電車はロングシート、
モハ2形電車はボックスシートになっていて、
クロスシート好きの私はモハ2形に乗車します。

強羅から乗るときは進行方向を背に向けて
座ります。箱根湯本までにスイッチバックが
3回あるため、最終的には進行方向前向きに
進むことになるからです。

小涌谷駅を過ぎた先の大きなカーブでは
大きな摩擦音を立てて走るところを撮影です。
20200911_19_箱根登山電車 車窓(小涌谷付近)

次は強羅から乗ると最後のスイッチバックに
なる出山信号場に停車中の風景です。
下の方には、現存する日本最古の鉄道橋と
なった早川鉄橋(出山の鉄橋)が見えます。
20200911_20_箱根登山電車 車窓(出山信号場)

7.箱根登山鉄道 強羅16:08→箱根湯本16:46

玄関口の箱根湯本まで戻ってきました。
ここまで乗車してきたモハ2形108号です。
旅の最後に乗車できたのは良かったです。
20200911_21_箱根登山電車モハ2形@箱根湯本

もう1台残っているモハ2形の109号は、
2021年3月を最後に引退すると発表されました。
時代の流れとはいえ、寂しくなりますね。

さて箱根湯本では、30分の乗り換え時間を使い
ここまで集めたエヴァンゲリオンスタンプラリー
の景品交換と、各所へのお土産の購入をして、
改札内の「箱根キャリーサービス」で運搬を
お願いした荷物の受け取りを行いました。

帰りもロマンスカーで海老名まで帰ります。
最新型のロマンスカーGSEに乗車しました。
20200911_22_ロマンスカーGSE@箱根湯本

8.はこね32号 箱根湯本17:25→海老名18:20
9.相鉄本線 海老名18:25→西谷18:44

これで帰宅し、3日間の箱根旅行が終了です。
3日間使用した「箱根フリーパス」は、
往復切符も兼ねているため、残念ですが
終着駅の自動改札機に回収されてしまいました。

Go To トラベル期間だったとはいえ、
遠くに出掛けるのが憚られたこのご時世、
地元応援も込めての3日間の箱根旅行でしたが
小学生の林間学校以来に行った元箱根地区を
久しぶりに訪れることができ、感激でした。

全ての行きたい場所に行けたわけではなく、
今度は1泊2日でも行ってみたいなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は千葉の乗り鉄をお送りする予定です。

Go To ハコネ 3日目前篇(山中城跡~箱根関所)

2020年9月11日(金)

「箱根フリーパス」を使った2泊3日の箱根旅行、
最終日の3日目の朝を迎えました。
旅館の食堂から、芦ノ湖を眺めながら
朝食をいただきました。
20200911_01_旅館から芦ノ湖

朝食をいただいた後、帰りの荷物をまとめて
「箱根キャリーサービス」で箱根湯本駅まで
届ける手配をして、3日目の旅に出発です。

2日間お世話になった「箱根エレガンス」です。
前日夕方に入った芦ノ湖を一望できる
露天風呂はとても気持ちが良かったです。
20200910_20_箱根エレガンス 外観

公式ホームページはこちら。
箱根エレガンス

まずは前日同様、箱根旧街道の石畳を通って
芦ノ湖の元箱根港まで歩きました。

午前中はバスで静岡県に入り、東海道沿いの
山中城跡を訪問しようと決めていました。

伊豆地区を中心に路線を持つ「東海バス」が
元箱根港から箱根峠を経て三島駅までを
結んでいます。このバス路線も三島駅までの
全区間で箱根フリーパスが利用可能です。

こちらに乗車して、山中城跡を目指しました。
20200911_02_東海バス@元箱根港

1.東海バス(N) 元箱根港9:25→山中9:39

バス停は「山中城跡」の1つ手前「山中」で
下車します。こちらの方が本丸や天守台跡が
近く、早く行くことができます。

国道1号で箱根峠を越えた静岡県三島市に
あり、周辺は山中城跡公園として整備されて
います。日本百名城の1つになっています。
20200911_03_山中城跡 入口

鳥居をくぐって階段を登った先には、
天然記念物の大カシの木がありましたが、
2018年9月の台風20号の被害を受けて
倒れてしまったとのことでした。

さらに進んだ場所に本丸跡があります。
ここから上に見える、木々に囲まれた場所が
天守台の跡です。(白い旗が立つ場所です。)
20200911_04_山中城跡 本丸と天守台

この後は景色の良い場所に行ってみます。
西ノ丸と呼ばれる場所が物見台になっており
周辺の城跡と遠くの景色を眺められました。

真正面の山は標高1,504mの愛鷹山です。
その右には頂上が雲に覆われた富士山、
左側遠くには三島市街地の先に駿河湾が
見えています。
20200911_05_山中城跡 物見台からの眺め

城跡公園を周回する道を歩きましたが、
その内側には「障子堀」が見えます。

障子のさんのように見えることからその名が
付いていますが、戦国時代に山中城を
築城した後北条氏の特徴だったといいます。
20200911_06_山中城跡 障子堀

一通り周回した後、「山中城跡」バス停がある
城の正門の方へやって来ました。
案内所の前に日本百名城スタンプが設置
されており、持参したスタンプ帳に押印します。

この場所で国道1号を横切るように、
箱根旧街道(旧東海道)が通っています。
そしてここでも、石畳の道が残っています。
20200911_07_山中城跡 箱根旧街道石畳

箱根町に戻るバスが来るまで時間があり、
石畳の道を往復しました。坂道は上りより
下りの方が危ないので気を付けないと…。

実は三島行きのバスでもう少し先まで乗ると
「三島スカイウォーク」へも行くことができた
のですが、今回は時間の関係上諦めました。

元箱根港行きのバスで箱根町に戻ります。
20200911_08_東海バス@山中城跡

2.東海バス(N) 山中城跡10:45→箱根町港10:57

バスに乗っている間に大粒の雨が降ってきて、
箱根町港でバスを降りた時にはどしゃ降りに。
バスターミナルと直結するレストランの建物の
中でしばらく雨宿りしました。

雨が止んだ後に、ここの隣りにある
「箱根駅伝ミュージアム」を訪問しました。
箱根駅伝の歴史や歴代選手のユニフォームが
展示されており、興味深く観賞しました。
箱根フリーパス提示で入館料割引になります。
20200911_09_箱根駅伝ミュージアム

ここからは歩いて元箱根港まで戻ります。
その途中でもう一つ寄っていきたかった場所、
箱根関所にも訪問します。

2007年3月に江戸時代の箱根関所の姿を
完全復元し、箱根の観光名所となりました。
前年の2019年が開所400周年でした。

中に入って反対側に通り抜けるのも入館料が
必要で、文字通り「関所」になっています。
箱根町港側「京口御門」から入るのが
案内上の順路となっています。
20200911_10_箱根関所 京口御門

関所の建物を見学した後、階段を登って
高台にある遠見番所へも行きました。

関所全体が見渡せるのはもちろんのこと、
芦ノ湖を一望できる絶景のスポットです。
ちょうど箱根町港を出た海賊船が見えました。
20200911_11_箱根関所 遠見番所からの眺め

この後、反対側の江戸口御門から関所を出て、
箱根旧街道を通って元箱根港まで歩きました。

バス1本で箱根湯本駅まで出ることも簡単に
できますが、せっかくの箱根フリーパスなので
往路で来た経路で箱根の乗り物を乗り継いで
帰ることにしました。

後篇ではこの先の帰路を、
主に車窓を中心でお送りする予定です。

Go To ハコネ 2日目後篇(星の王子さまミュージアム~強羅~風祭)

2020年9月10日(木)

前回の続きです。

箱根フリーパスを使った箱根周遊の2日目、
桃源台からバスに乗ってやって来たのは
「星の王子さまミュージアム」です。
20200910_11_星の王子さまミュージアム1

フランスの作家サン=テグジュペリの代表作
「星の王子さま」を題材にした世界で初めての
ミュージアムとのことです。

箱根フリーパス提示で入館料150円引きです。
運営しているのはTBS系列の会社なんですね。

エントランスを抜けてローズガーデンに出ます。
バラの見頃は過ぎていますが、小さな花が
咲いていてフランス式庭園や建物を彩ります。
20200910_12_星の王子さまミュージアム2

館の外側を周りながら進む順路になりますが、
側面に1900年代のフランスの街並みの建物を
再現しています。

裏側が館内の展示ホール、映像ホールへの
入口になっていて、作者サン=テグジュペリの
生涯や「星の王子さま」の物語の世界観を
紹介する内容となっていました。
20200910_13_星の王子さまミュージアム3

実はこちらでも、謎解きプログラム
「星の王子さまと導きのダイス」に挑戦です。
館内の展示を観賞しながら1時間半ほど
謎解きをしていました。有料キットとあって、
かなり手の込んだ内容で頭を使いました。

謎解きを終えて、ミュージアムを後にします。
次に乗車する観光施設めぐりバス(S)は、
仙石原から強羅までに散らばるいくつかの
美術館・ミュージアムを結ぶ路線です。
20200910_14_観光施設めぐりバス@川北

3.箱根登山バス(S) 川向・星の王子さまミュージアム12:52→強羅公園13:15

前日に続き、強羅公園へやって来ました。
昨日の謎解きプログラムを完結させるためです。
今回は公園の上側、西門から入園します。

入ってすぐ、六角屋根の音楽堂とその下に
広がるローズガーデンが見下ろせます。
遠くの山には大文字が見えています。
20200910_15_強羅公園 音楽堂

前日の夜も寝る前にじっくり考えたおかげで、
無事完遂することができました。
途中の昼食は、噴水池の向かって右にある
「Cafe Pic」の名物である「強羅園カレー」を
いただきました。

この時点で時刻は午後3時前。
天気が心配でしたが、当初は箱根旧街道を
歩いてみたいと思っていたため、強羅駅から
登山電車で箱根湯本まで戻りました。

4.箱根登山鉄道 強羅15:08→箱根湯本15:46

乗車していると途中で雨が降ってきてしまい、
これでは旧街道の石畳歩きは危なそうなので
予定を変えることに。プランを電車の中で考え、
箱根湯本で乗り換えです。

乗車してきた登山電車「アレグラ号」です。
20200910_16_箱根登山電車3000形@箱根湯本

さらに小田原方面へ2駅戻りました。
箱根フリーパスのフル活用です。

5.箱根登山鉄道 箱根湯本15:51→風祭15:59

風祭駅までやって来ました。
駅と直結した「鈴廣かまぼこの里」の中を抜け
国道越しに見ておきたかったのがこちら。
20200910_17_風祭 えれんなごっそ107

遡ること1年前、2019年9月にオープンした
「えれんなごっそCAFE107」です。
同じ年の7月に箱根登山電車から引退した
モハ1形107を譲り受け、展示しています。

本当は近くまで行きたかったものの、
国道を横断できる場所まで行くと時間的に
厳しかったため、この位置での撮影だけです。
(後日訪問したので、別途紹介予定)

風祭滞在20分で、箱根湯本へ折り返します。
この3日間で小田急1000形電車に乗ろうとは、
最初は思ってもみませんでした。
20200910_18_小田急1000形@風祭

6.箱根登山鉄道 風祭16:18→箱根湯本16:25

箱根湯本駅で夕飯のお弁当を調達し、
帰りは元箱根までバスで帰ります。

(H)箱根町線の方が本数が多いのですが、
当初予定していた旧街道歩きを少しでも
感じようと、(K)箱根旧街道線に乗車しました。

駅を出るとバスは最初小田原方向へ進み、
1つ目のバス停を過ぎた先で早川を渡ります。
ここからが箱根旧街道となっていて、バスは
急なカーブが続く山道を登っていきます。
20200910_19_バス車窓 箱根湯本の早川

7.箱根登山バス(K) 箱根湯本駅16:40→元箱根港17:15

乗車した便が元箱根港まで行ける最終便で、
その後の便は途中の上畑宿止まりになるため
風祭の滞在時間が短くなってしまった次第です。

元箱根港近くのコンビニでお茶などを購入し、
もう1度バスに乗って宿に戻りました。
これで2日目の旅程が終了となります。

夕飯は箱根湯本駅の名産品店で購入した
箱根登山電車「再開」記念弁当です。
20200910_21_「再開」記念弁当

あの豪雨からの箱根登山電車の復旧なくして、
今回の箱根旅行は成立しません。
復旧に携われた方々に本当に感謝です。

次回は最終日3日目、ちょっとだけ静岡に足を
伸ばしてから最後の箱根町観光、そして
帰路に着くまでの旅程を紹介いたします。
プロフィール

ぼんばー

Author:ぼんばー
いつか日本の鉄道を乗りつくすことを夢見て、ひたすら日本を旅しています。鉄道に関するパワーサイトを構築することが目標です。

乗り鉄の会

鉄道旅行派の同好会に
参加しています。
(敬称略・五十音順)


かめかめブログ
by かめ

鉄道、旅、B級グルメ、季節・・・


鉄・街・旅な、つぶやき日記
by あいあんさいど

鉄道、街歩き、旅…などなど。
いろんな思いを、感じたままに。


日本鉄道路線 制覇への挑戦!
by タカ&ヨシ

日本の鉄道、全路線を制覇に
挑戦しています。


本気で全線を走破したい
ぼんばーの日記
by ぼんばー

本気に全線走破をするまでの
過程を徒然と日記で綴ります。

FC2ブログランキング

ブログランキングに参加しています。

FC2Blog Ranking

清き一票をお願いいたします!

にほんブログ村

モテる人のメール